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ヤーズフレックスで避妊効果がないのはなぜ?妊娠確率や副作用の対策まで詳しく紹介!

ヤーズフレックスで避妊効果がないのはなぜ?妊娠確率や副作用の対策まで詳しく紹介!

ヤーズフレックスは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチン)が配合されたEP配合剤です。

国内で初めて最長120日間連続服用ができるようになったLEP製剤で、主に月経困難症や子宮内膜症の治療で処方されます。

ヤーズとヤーズフレックスは同じ成分が含まれますが、4錠の偽薬が含まれているヤーズと比較してヤーズフレックスは28錠全てに有効成分が含まれていることが特徴です。

ヤーズとヤーズフレックスの違い
ピルの種類内容量
ヤーズ24錠の有効成分と4錠のプラセボ(偽薬)
ヤーズフレックス28錠の有効成分
※4錠のプラセボ(偽薬)はなし

しかし「ヤーズフレックスは避妊効果がない」と「ヤーズフレックスを飲んでも妊娠確率が高い」と口コミを見たら心配になるでしょう。

本記事では、ヤーズフレックスの避妊効果がない理由や妊娠確率・適切な2種類の飲み方まで紹介しています。

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→ヤーズフレックス以外の低用量ピル・超低用量ピルが気になるなら「オンラインピルおすすめを初心者向けに比較ポイントを紹介!通販以外で低用量ピルが安い方法は?」を参考にしてください。

目次

ヤーズフレックスは避妊効果がないのはなぜ?妊娠確率が高まる前に対策しよう

ヤーズフレックスには避妊効果なし

結論を紹介するとヤーズフレックスに避妊効果はなく、OC(経口避妊薬)には該当しません

ヤーズフレックスを飲んで避妊(コンドームの着用)をしない性交で中出しをすると、20〜50%程度の妊娠確率になるため、望まない妊娠を防ぐには事前に対策が必要です。

ヤーズフレックスには避妊効果なし

ヤーズフレックスを飲んでも避妊効果の認可が下りているわけではありません。

性交後、望まない妊娠を防ぎたい人はアフターピル(緊急避妊薬)の服用がおすすめです。

トラブルを防ぐため、事前に知っておきたいヤーズフレックスに避妊効果がない理由は3つです。

はじめてヤーズフレックスを飲む人は避妊効果がない理由を確認して、あなたのイメージに近い低用量ピル・超低用量ピルを見つけましょう。

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由①:第四世代の目的は月経困難症や子宮内膜症の治療

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由①:第四世代の目的は月経困難症や子宮内膜症の治療

ヤーズフレックスは、第四世代(ドロスピレノン(DRSP))の低用量ピルになるため、月経困難症や子宮内膜症の治療が目的です。

LEP(低用量ピル)が月経困難症や子宮内膜症の治療目的になりますが、第四世代では避妊効果が期待できる低用量ピルがないことが特徴になります。

  • 月経困難症:月経(生理)期間中に生じるおなかの張る感じや吐き気・頭痛などの病的症状
  • 子宮内膜症:子宮内膜に似た組織が子宮の内腔以外の場所にできる症状
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OCLEP主な特徴
第一世代
ノルエチステロン(NET)
シンフェーズフリウェルLD
フリウェルULD
ルナベルLD
ルナベルULD
生理時の出血量を減らすことや生理痛を和らげたりする効果に期待
第二世代
レボノルゲストレル(LNG)
トリキュラー
アンジュ
ラベルフィーユ
ジェミーナ第一世代の低用量ピルよりも自然なホルモンバランスを実現し、副作用が少ないことに期待
第三世代
デソゲストレル(DSG)
マーベロン
フォボワール
男性ホルモンの抑制効果が強く、ニキビや多毛症の改善に効果に期待
第四世代
ドロスピレノン(DRSP)
ヤーズ
ヤーズフレックス
ドロエチ
利尿ホルモンが主要ホルモンとして配合されて、むくみなどの副作用が少ないことに期待

2025年時点、日本で避妊効果の認可を得ている低用量ピルはトリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユ(第二世代)とマーベロン・フォボワール(第三世代)の5種類です。

ヤーズフレックスは月経困難症や子宮内膜症の治療目的になるため、医師の判断によっては保険適用になる場合があります。

  • 保険適用:治療目的の場合(ヤーズフレックス含む一部の超低用量ピル)
  • 保険適用外:治療目的以外の場合(避妊や生理予定日のコントロールなど)

産婦人科や病院だけでなく、オンライン診療でもヤーズフレックスは処方してもらえますが、避妊目的では第二または第三世代の低用量ピルのみ対象になるので注意が必要です。

ヤーズフレックスの目的を理解した上で処方してもらうことで、適切な避妊効果に実感できるでしょう。

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由②:避妊効果のある低用量ピルとは配合成分が異なる

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由②:避妊効果のある低用量ピルとは配合成分が異なる

避妊効果が期待できる低用量ピルとヤーズフレックスでは、配合されている成分が異なることも理由の1つです。

ピルの種類エストロゲン
低用量ピル50㎍(マイクログラム)以下
超低用量ピル30㎍(マイクログラム)以下

超低用量ピルはエストロゲンの量が低用量ピルよりも低く、副作用(頭痛や吐き気など)が少ないことでも注目されています。

一方で、ヤーズフレックスなどの超低用量ピルは不正出血が生じるリスクがあるため、必ずしも副作用がないわけではありません

避妊効果の期待ができる低用量ピルと比較して、ヤーズフレックスには以下の効果に期待ができます。

  • 生理周期のコントロールや調整:休薬期間(4日間)が決まっていて調整しやすい
  • 生理痛の緩和:子宮内膜を厚くさせる働きを抑えることから経血量も減って生理痛
  • PMSの改善:女性ホルモンの変動を抑える効果に期待

避妊以外にもピルを飲むメリットはあるため、ヤーズフレックス(超低用量ピル)を処方してもらう目的を明確にすればイメージとのギャップを防げるでしょう。

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由③:避妊効果は第二世代・第三世代が基本

ヤーズフレックスに避妊効果がない理由③:避妊効果は第二世代・第三世代が基本

避妊効果が期待できる低用量ピルは、2025年4月時点ではトリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユ(第二世代)とマーベロン・フォボワール(第三世代)の5種類になります。

ヤーズフレックスは日本で認可されていないため、月経困難症や子宮内膜症の治療で飲んでいる人も妊娠する可能性があることを覚えておきましょう。

さらに避妊効果に期待ができる低用量ピルとヤーズフレックスは飲み方が異なるため、医師の診療で正しい方法を確認しないとトラブルが生じるので注意が必要です。

低用量ピルまたは超低用量ピルの処方には医師の診療が必ず含まれるため、目的を伝えることで相性の良いピルを提案してくれます。

避妊目的であればヤーズフレックスにこだわるのではなく、適切な効果ができたいできる第二世代・第三世代の低用量ピルを処方してもらいましょう。

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ヤーズフレックスの飲み方や飲み忘れた場合の対策

ヤーズフレックスは最長120日間連続服用ができる超低用量ピルになるため、低用量ピルとは飲み方が異なります。

正しい方法でヤーズフレックスを飲まないと適切な効果が期待できないため、飲み方と万が一飲み忘れた場合の対策を参考にしてください。

最長120日連続または28日周期のいずれかで飲む

ヤーズフレックス(ヤーズ)は最長120日連続または28日周期のいずれかで飲むスケジュールが決められています。

ポイントはヤーズフレックスには偽薬が含まれておらず、すべてのピルに有効成分が配合されていることです。

第二世代・第三世代の低用量ピルとは飲み方が異なるため、ヤーズフレックスを飲む人は事前にスケジュールを確認しておきましょう。

28日周期でヤーズを飲む場合(月経困難症のみ)

28日周期でヤーズを飲む場合(月経困難症のみ)

28日周期で飲む超低用量ピルはヤーズが該当しますが、月経困難症のみが対象の超低用量ピルになり、24錠が実薬で4錠がプラセボ(偽薬)です。

飲み方は1日1錠を毎日決まった時間に飲み続けるだけで、4日間の休薬期間(偽薬)も1シート内に含まれています。

  • 1日1錠のヤーズを同じ時間に飲み続ける
  • 24日間飲み続けて25日〜28日の4日間は偽薬
  • 29日目以降は2シート目を飲み始める

※出血の有無に関わらず29日目以降は次のシートを服用

ヤーズはヤーズフレックスと異なり月経困難症の治療のみが対象になるため、子宮内膜症の治療を望んでいる場合は目的を理解した上で処方してもらう必要があります。

28日周期とはいえ、4日間の偽薬が含まれているため、1日1錠を飲み続けるだけで月経困難症の治療効果に期待ができると覚えておきましょう。

最長120日連続でヤーズフレックスを飲む場合

最長120日連続でヤーズフレックスを飲む場合

ヤーズフレックスは最長120日間連続で飲み続けられる超低用量ピルで、月経困難症と子宮内膜症の治療が対象です。

1日1錠のヤーズフレックスを同じ時間に24日間飲み続け、その後3日間連続で出血が確認できた場合は4日間の休薬期間をつくります。

または5シート目(120日)飲み続けた場合は、4日間の休薬期間をつくる必要があるため、ヤーズよりもスケジュール管理が重要です。

  • 1日1錠のヤーズフレックスを同じ時間に飲み続ける
  • 24日間飲み続ける
    • 3日間連続で出血が確認できた場合は4日間の休薬期間
    • 出血が確認できない場合は継続して飲み続ける
  • 最長120日(5シート目)まで飲み続ける

ヤーズフレックスは最長120日間飲み続けられる特徴はありますが、点状出血が3日連続で確認をするなど、経過観察をしなくてはなりません

120日間連続で飲み続けられる特徴は注目されていますが、ヤーズフレックスの目的や適切なスケジュール調整が重要です。

ヤーズフレックスを飲み忘れた場合の対策

ヤーズフレックスを飲み忘れた場合の対策

ヤーズフレックスを飲み忘れた場合は、経過時間によって対策が異なります。

1日飲み忘れた場合飲み忘れた1日分を気づいた時点でのみ、当日の1錠も普段の時間の飲む
2日以上飲み忘れた場合飲み忘れた1日分を気づいた時点でのみ、当日の1錠も普段の時間の飲み、通常通りのスケジュールに戻す

2日までのヤーズフレックスの飲み忘れであれば、気づいた時点で1錠飲んで対策ができるとされています。

万が一、3日以上飲み忘れた場合や副作用の影響で吐き出してしまった状況であれば、処方してもらった医師に相談がおすすめです。

ヤーズフレックスを初めて飲む人は不安が多いですが、正しい判断と飲み忘れた場合の対策を事前に理解することが飲み続ける上で重要になります。

→ヤーズフレックス以外の低用量ピル・超低用量ピルが気になるなら「オンラインピルおすすめを初心者向けに比較ポイントを紹介!通販以外で低用量ピルが安い方法は?」を参考にしてください。

ヤーズフレックスに関するよくある質問

ヤーズフレックスを飲む間に知っておきたいよくある質問を紹介します。

超低用量ピルや低用量ピルを飲んだことがない人は参考にしてください。

ヤーズとヤーズフレックスの違いはなんですか?

ヤーズとヤーズフレックスに含まれる成分は同じですが、飲み方が異なります。

ヤーズ①1日1錠のヤーズを同じ時間に飲み続ける
②24日間飲み続けて25日〜28日の4日間は偽薬
③29日目以降は2シート目を飲み始める
ヤーズフレックス①1日1錠のヤーズフレックスを同じ時間に飲み続ける
②24日間飲み続ける
③最長120日(5シート目)まで飲み続ける

ヤーズフレックスは最長120日間連続で飲める超低用量ピルになりますが、3日間連続で出血が確認できた場合は4日間の休薬期間をあなた自身でつくる必要があります。

スケジュール管理が難しい場合はヤーズフレックスを選ぶなど、処方前に比較するようにしましょう。

ヤーズフレックスの副作用にはどのようなことが想定されますか?

ヤーズフレックスの副作用には不正出血や悪心・頭痛・腹痛などの症状が想定されます。(個人差あり)

2〜3ヶ月程度の服用を続けていくうちに副作用の症状は減る傾向が多いですが、治らない場合はヤーズフレックスを処方してもらった医師に相談しましょう。

また不正出血が出る可能性もあり、3日連続で確認できた場合は4日間の休薬期間をつくり、5日目以降に服用を開始します。

ヤーズフレックスの避妊効果はいつからですか?

ヤーズフレックスは認可が下りていないため、避妊効果には期待ができません

したがって、ヤーズフレックスを飲んでも避妊なしで性行為をすると妊娠する可能性があることを覚えておきましょう。

ヤーズフレックスを飲んでも妊娠確率は変わらないですか?

ヤーズフレックスを飲んでも避妊効果の認可が下りていないため、妊娠確率は変わらないでしょう。

妊娠確率を下げるために飲む低用量ピルは、第二世代・第三世代のいずれかがおすすめです。

低用量ピル
第二世代トリキュラー
アンジュ
ラベルフィーユ
第三世代マーベロン
フォボワール

低用量ピルの中でも種類が複数あるため、世代別の特徴や副作用・予算に応じた比較が重要です。

ヤーズフレックスで妊娠確率を下げる対策をしたい場合は、第二世代・第三世代のOCに該当する種類から選びましょう。

→妊娠確率に期待ができる低用量ピルを探している人は「オンラインピルおすすめを初心者向けに比較ポイントを紹介!通販以外で低用量ピルが安い方法は?」を参考にしてください。

ヤーズフレックスを飲むと太るのは本当ですか?

ヤーズフレックスを飲むことのみが原因で大幅に体重が増加する(太る)副作用は想定しにくいです。

ヤーズレフレックスに配合されている卵胞ホルモン・黄体ホルモンの影響でむくみが出る可能性があり、その症状から太ると感じる人がいるのでしょう。

一方でヤーズフレックスは抗ミネラルコルチコイド作用が期待できるため、むくみ対策がされています。

ヤーズフレックスの休薬期間はどのくらいですか?

ヤーズフレックスは最長120日間連続で飲める超低用量ピルになるため、休薬期間はありません。

しかし、3日連続で出血が確認できた場合は4日間の休薬期間を設けます。

5日目以降は通常通り、1日1錠のペースでヤーズフレックスの服用を再開します。

ヤーズフレックスを勝手に休薬した知恵袋の体験談は参考になりますか?

ヤーズフレックスの休薬期間は3日連続で出血が出た場合になるため、勝手に休薬期間を設けた場合は適切な効果(月経困難症や子宮内膜症の治療)を得られない可能性が高いです。

知恵袋以外にもSNSなどの体験談でヤーズフレックスを勝手に休んだ口コミが出ていた場合でも、医師の指示とは異なる方法の服用は効果を得られないだけでなく、副作用や身体への負担が大きくなることも想定できます。

ヤーズフレックスは必ず医師の診療を受けた上で処方されるため、勝手に休薬期間を設けるのではなく、指示通りに服用を継続しましょう。

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