温泉旅行が近くて楽しみが多い一方で、生理予定日とかぶりそうな状況だと今すぐできる対策を知りたいでしょう。
そこでグレイスケア編集部では、温泉と生理がかぶりそうな時のおすすめな対処法を詳しく調査しました!
温泉に行きたいけど、生理予定日とかぶりそうでモヤモヤしていたら、今すぐできる対処法を参考にしてください。
生理を自力で遅らせる方法はありません。温泉と生理がかぶりそうな状況であれば、対策ができることもあるのでチェックしましょう!
- 温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は3つ
- 温泉と生理がかぶりそうな時の対処法①:月経カップで温泉当日に対策をする
- 温泉と生理がかぶりそうな時の対処法②:低用量ピルの服用方法で生理日を調整をする
- 温泉と生理がかぶりそうな時の対処法③:月経移動ピル(中用量ピル)で生理日をずらす
- 温泉と生理がかぶりそうな時のピルによる対処法スケジュール
- 温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいこと
温泉と生理がかぶると衛生面・健康面は大丈夫?
温泉旅行が近づくと生理予定日との調整やスケジュールの確認でソワソワしますよね。
結論を紹介すると、温泉に入浴することで血行が良くなる観点から生理痛の緩和や身体のケアができる可能性があります。
一方で、温泉は不特定多数の人が入浴するため、免疫力が落ちている生理期間中だと感染症のリスクが高まり、マナー・衛生面でも入浴許可が出ない施設もあるので注意が必要です。
そのため、グレイスケア編集部が紹介している対処法を取らずに温泉に入る場合は、部屋のお風呂や入浴を避けるなどの対策をした方がトラブルを避けやすいでしょう。
生理中に温泉に入浴すると感染症になるリスクが高まるとされています。あらかじめ3つの対処法を確認して、温泉を楽しめるようにしましょう!
温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は3つ
2024年7月時点、グレイスケア編集部がおすすめしている温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は3つです。
- 月経カップで温泉当日に対策をする
- 低用量ピルの服用方法で生理日を調整をする
- 月経移動ピル(中用量ピル)で生理日をずらす
温泉旅行の日程が決まったけど、生理予定日とかぶりそうで悩んでいたら3つの対処法を参考にしてください。
月経カップで温泉当日に対策をする
1つ目の温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は、月経カップで温泉当日に対策をすることです。
月経カップはタンポンと同じ生理用品ですが、タンポンのような紐が付いていないことから温泉の入浴中でも周りからバレにくいメリットが特徴になります。(※タンポンの紐は切らずに外へだします。)
さらにタンポンは、雑菌などが紐を辿って子宮・体内に入り、炎症を起こすリスクがあるので注意が必要です。
手段 | 対処法 | ポイント |
---|---|---|
月経カップ | 挿入型の生理用品 | タンポンの3個〜4個分の経血を溜めることができて、タンポンのような紐が出ることがない |
タンポン | 挿入型の生理用品 | 臭いが気になることがなく、一般的な生理用品 |
温泉入浴中に月経カップを挿入することに抵抗があればおすすめしないですが、タンポンよりも温泉での対策がしやすい使いやすさがポイントです。
月経カップは、タンポンのような紐に注意する必要がなく、ピルの服用も条件ではないです。予測していないタイミングで温泉と生理がかぶった状況でも月経カップはおすすめですよ!
低用量ピルの服用方法で生理日を調整をする
2つ目の温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は、低用量ピルの服用方法で生理日を調整をすることです。
低用量ピルは、基本的には妊娠阻止対策として服用することが目的になりますが、生理日の調整でも効果が期待できるメリットがあります。
ピル | 服用方法 |
---|---|
低用量ピル | 生理予定日の5日前から服用し、生理を遅らせたい日にストップすれば、2・3日後に生理がくるスケジュール |
中用量ピル | 生理予定日の5〜7日前から服用し、生理を遅らせたい日にストップすれば、2・3日後に生理がくるスケジュール |
1日1回同じ時間を目安に21日間継続的に服用をする低用量ピル(7日間は休薬期間)ですが、休薬期間でも服用を継続することで温泉旅行当日に生理とかぶるリスクを減らせます。
オンライン診療は、スマホ1台があれば自宅でも医師のカウンセリングを受けることができます。
中でもメデリピルは定期便なら初月無料になるので、中長期的に低用量ピルの服用をしたい人におすすめです。
オンライン診療はその場で低用量ピルの処方をしてもらえないですが、最短翌日に配送されるので、温泉旅行の2週間以上前までにカウンセリングを受ければ、間に合うスケジュールになります。
毎月の生理周期に合わせて、5日前から低用量ピルを服用します。
低用量ピルは1日1回同じ時間帯に服用するスケジュールになるため、忘れずに飲み続けることが重要です。
低用量ピルの服用をストップすれば、2・3日後に生理がくるスケジュールになるため、温泉旅行中や温泉旅行終了後まで飲み続けます。
低用量ピルを服用し続けることで生理が遅れる可能性が高いため、温泉旅行とかぶらないようにして、できる限り早めに服用をストップするようにしましょう。
低用量ピルは中用量ピルよりも副作用が少ないことが特徴ですが、普段から継続的に服用していないと温泉旅行と生理をずらすことができない可能性もあるため注意が必要です。
温泉旅行が決まった場合は、温泉当日と生理予定日まで3週間以上前であれば低用量ピルで対策できるため、産婦人科やオンライン診療で処方相談してみましょう。
低用量ピルは医師のカウンセリングが必要ですが、産婦人科・オンライン診療のいずれかで選択ができます。外出する時間がなくてもスムーズに処方してもらえますよ!
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月経移動ピル(中用量ピル)で生理日をずらす
3つ目の温泉と生理がかぶりそうな時の対処法は、月経移動ピル(中用量ピル)で生理日をずらすことです。
月経移動ピル(中用量ピル)は、生理予定日の調整が目的になるピルになるので、低用量ピルのように継続的な服用がなくても温泉旅行と生理をずらしやすいメリットが特徴になります。
オンライン診療は、スマホ1台があれば自宅でも医師のカウンセリングを受けることができます。
中でもエニピルは、事前問診をした最短5分~10分後にはカウンセリングをはじめられるので、急いで中用量ピルの処方をしてもらいたい人におすすめです。
中用量ピルの処方をしているオンライン診療は限られていますが、スキマ時間だけでスムーズに処方してもらえるメリットが特徴になります。
毎月の生理周期に合わせて、5〜7日前から中用量ピルを服用します。
中用量ピルは1日1回同じ時間帯に服用するスケジュールになるため、忘れずに飲み続けることが重要です。
中用量ピルの服用をストップすれば、2・3日後に生理がくるスケジュールになるため、温泉旅行中や温泉旅行終了後まで飲み続けます。
中用量ピルを服用し続けることで生理が遅れる可能性が高いため、温泉旅行とかぶらないようにして、できる限り早めに服用をストップするようにしましょう。
副作用は低用量ピルよりも月経移動ピル(中用量ピル)の方が強いとされていますが、ピルを継続的に服用することに抵抗がある人や一時的な対策を考えている状況であれば、長期的な身体の負担が少ない特徴があるでしょう。
月経移動ピル(中用量ピル)はスマホだけで処方相談ができるオンライン診療も対応していますが、温泉旅行の10日前までなら間に合うとされています。急に温泉旅行が決まった場合は、月経移動ピル(中用量ピル)を相談しましょう!
関連記事生理をずらす中用量ピルおすすめオンライン診療【2024年版】月経移動ピルはどこがいい?
温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいこと
温泉旅行を複数人で楽しむためには、生理とかぶることの対策だけでなく、同行者のサポートも重要です。
せっかくの機会を楽しむためにも、温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいことや注意事項を確認しましょう。
過度な入浴の強要を避ける
1つ目の温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいことは、過度な入浴の強要を避けることです。
「せっかく温泉旅行に来たから入浴を楽しもう」と気を使っても、万が一生理とかぶってしまった場合は感染症やマナーなどの関係から入浴に抵抗を感じる人もいるでしょう。
温泉施設によっては、生理期間中の入浴は部屋風呂などを推奨することもあるため、低用量ピル・中用量ピルなどで生理をずらすことができなければ無理のない範囲で温泉を楽しむことが重要です。
同行者としては、過度な入浴を強要するのではなく、無理のないペースで温泉旅行を楽しめるようにサポートしてあげましょう。
体調面の考慮をしてあげる
2つ目の温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいことは、体調面の考慮をしてあげることです。
生理期間中は腹痛や腰痛などの症状が出ることもあるため、マイペースに過ごしたい人が多くなります。
温泉旅行中は楽しむだけでなく、生理期間中の人がいれば貧血や腹痛・めまいなどの症状を起こす可能性があるため、サポートしてあげることが重要です。
温泉と生理がかぶってしまうと、周りには症状は言えずに一人で抱え込む人もいるので、同行者が先回りしたサポートすることで不安な気持ちを解消しやすくなるでしょう。
過剰なサポートは負担をかけるリスクがありますが、体調面の考慮をしてくれる人がいると安心感が出るため、全員が楽しめる温泉旅行を意識しましょう。
体調を崩した場合に相談ができる環境を確認する
3つ目の温泉と生理がかぶりそうな時に同行者が気をつけたいことは、体調を崩した場合に相談ができる環境を確認することです。
温泉旅行は土地勘がないエリアに行くことが大半になるため、万が一生理とかぶりそうな場合は近くの産婦人科やクリニック・病院のアクセス状況をあらかじめ確認することも重要になります。
休息を取れば回復することもありますが、温泉に入浴して血行が良くなることから、体調不良を起こすリスクが高まります。
温泉と生理がかぶりそうな状況であれば自己判断で解決できると過信せずに、万が一のことを想定した相談ができる環境を探しておきましょう。
温泉と生理がかぶりそうな時の対策に関するよくある質問
温泉と生理がかぶりそうな時の対策に関するよくある質問を紹介します。
温泉旅行を楽しみたいけど、生理とかぶりそうで不安な場合は疑問を解消しましょう。