低用量ピルで避妊効果がないものはなぜ？ピルの種類や目的・飲み忘れの注意ポイントを紹介！

低用量ピルは、避妊効果や生理周期の調整を目的としている人が多く、1シート28日周期として1日1錠の服用を継続することが重要とされています。

しかし、「低用量ピルで避妊効果がないものがあると聞いて不安」「低用量ピルで避妊効果がないものはなぜ？」と悩んでいませんか。

そこでグレイスケア編集部では、低用量ピルで避妊効果がないものの理由と種類・目的を詳しく紹介しています。

低用量ピルで避妊効果がないもの

避妊目的として低用量ピルの服用は一般的ですが、効果が実感できない・実は妊娠していたなどの予期せぬトラブルは避けたいですよね。

ピルには低用量ピルのほか、超低用量ピル・中用量ピル・アフターピルとそれぞれ目的が異なるので、正しい服用方法と目的の効果を比較して理解しないと意味がないです。

まずは低用量ピルで避妊効果がないものや種類・目的を比較して、避妊効果の不安を払拭しましょう。

ピルはOCとLEPに分かれている

ピルはOCとLEPに分かれており、避妊目的でピルを服用する場合はOC（低用量ピル）を選ばないと効果が発揮されないので注意が必要です。

OC	低用量ピルのことで避妊効果が期待できる
LEP	超低用量ピルのことで月経困難症や子宮内膜症の治療が目的

したがって、LEPの超低用量ピルを服用しても避妊効果は期待できず、性行為でコンドームの装着をしていなければ妊娠する可能性は高まるでしょう。

さらに超低用量ピルは治療目的で処方されるので、月経困難症や子宮内膜症などの症状を医師が判断しない限り服用することはできません。

低用量ピル・超低用量ピルはいずれも医師のカウンセリングは必須条件で、産婦人科またはオンライン診療のいずれかで処方してもらえます。

中でも超低用量ピルは、症状のカウンセリングや検査などをして医師が判断しない限り処方してもらえないので、市販の購入や手軽さ重視で比較したい人は注意が必要です。

ピルの中でもLEP（超低用量ピル）は避妊効果はないので、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で処方された場合でもOC（低用量ピル）の代用はできないと覚えておきましょう。

低用量ピル（OC）は避妊効果がある

LEP（超低用量ピル）は避妊効果がないですが、OC（低用量ピル）は避妊効果に期待ができるので、適切な服用方法を継続すれば対策ができます。

低用量ピル（OC）は避妊効果が高いと期待されていますが、避妊できる確率は99.7%程度（参照：日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版）になるので、100%避妊できるわけではないです。

処方してもらうには、産婦人科の対面診療またはオンライン診療のいずれかで、外出する時間がなければオンライン診療なら外に一歩も出ることなく低用量ピル（OC）を処方してもらえます。

避妊効果は低用量ピル（OC）を服用して、1クール（1ヶ月以上）経過してからの方が高まるとされているので、早めの対策をした方が予期せぬ妊娠を防止できるでしょう。

今すぐ避妊効果を期待できる低用量ピル（OC）の処方相談をしたいけど、どれがいいか迷ったら、グレイスケア編集部が紹介している「ピルオンラインのおすすめ安いクリニック7選【2024年7月版】通販以外はどれがいい？」を参考にしてください。

インターネット通販や個人輸入で低用量ピル（OC）の服用をすることは禁じられています。必ず医師のカウンセリングを受けた上で低用量ピル（OC）を処方してもらいましょう。

超低用量ピルで避妊効果がないのはなぜ？

前述の通り、超低用量ピルは避妊効果がないので、目的や服用方法を正しく理解できないと身体に悪影響を与える可能性があります。

超低用量ピルの服用をしている場合や低用量ピルとの違いが分からないと悩んでいたら、比較ポイントを理解しましょう！

超低用量ピルは治療目的で処方される

超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症の治療が目的で処方されるピルの種類になりますが、医師が判断した場合のみ処方してもらえます。

成分は低用量ピルと同様に卵胞ホルモンと黄体ホルモンと2種類の女性ホルモンが配合されていますが、卵胞ホルモンの配合量が少ない点が超低用量ピルの特徴です。

ピルの種類	卵胞ホルモンの配合量
超低用量ピル	30㎍以下
低用量ピル	50㎍以下

超低用量ピルの方が低用量ピルよりも吐き気や下痢などの副作用が少ないとされていますが、体質によって症状は異なるので、安易に考えることはリスクがあります。

さらに卵胞ホルモンの配合量が少ないことから2024年7月時点、日本では妊娠阻止目的で処方されていないので、超低用量ピルの服用だけでは避妊効果はないと覚えておきましょう。

超低用量ピルは保険適用になる可能性がある

基本的に超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症の治療が目的になるので、保険適用になる場合があります。

治療目的と医師が判断した場合は保険適用になる可能性はありますが、低用量ピルや中用量ピル・アフターピルは保険適用外で自費診療です。

健康保険が適用されないのは、差額ベッド代、予約診療・紹介状なしでの200床以上の病院への初診・再診料等です。
健康保険が使えない場合は、かかった費用を全額自己負担しなければなりません。

健康保険で受けられる診療と受けられない診療

したがって、超低用量ピルを処方してもらう場合はオンライン診療よりも産婦人科で医師の対面診療を受けた方が安くなる可能性もありますが、自己判断できないデメリットに注意しなくてはなりません。

一方で避妊効果を求めている場合は超低用量ピルではなく低用量ピルになるので、保険適用の有無で服用種類を変更するとトラブルが想定できるので避けましょう。

避妊効果がない超低用量ピルの種類

避妊効果がない超低用量ピルの代表的な種類は3種類です。

超低用量ピル	値段相場	保険適用
ヤーズ	10,000〜15,000円程度	5,000円程度
ヤーズフレックス	10,000〜15,000円程度	5,000円程度
ドロエチ	5,000〜6,000円程度	4,000円程度

ドロエチはヤーズのジェネリック医薬品になるので、半分程度の超低用量ピル値段相場で処方してもらえるメリットから選ぶ人は少なくありません。

ジェネリック医薬品とはいえヤーズと成分効果の違いはなく、さらに保険適用も対象になるので、予算が限られている状況におすすめな超低用量ピルになります。

「ジェネリック医薬品（後発医薬品）」は、先発医薬品（新薬）の特許が切れた後に製造・販売される、「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、（先発医薬品と）同等の効き目がある」と認められた医薬品です。

政府広報オンライン

一方で、超低用量ピルを保険適用で処方してもらうには産婦人科の対面診療になるので、オンライン診療は対象外になることが多いです。

超低用量ピルは避妊効果がないので治療目的以外の処方はないですが、保険適用を希望する場合は相談する方法を選んだ方がトラブルを避けられるでしょう。

避妊効果がない超低用量ピル・避妊効果がある低用量ピルの両方を処方相談できるオンライン診療

ピルの種類ごとで避妊効果は異なりますが、低用量ピルと超低用量ピルは共通して医師のカウンセリングが必須条件になります。

医師のカウンセリングを受けてピルを処方してもらう方法は、産婦人科の対面診療とオンライン診療の2種類ありますが、外出する時間がない社会人や学生はオンライン診療がおすすめです。

	オンライン診療	産婦人科
低用量ピル
超低用量ピル
医師のカウンセリング
保険適用
外出	なし	あり
移動時間	なし	あり
待ち時間	なし	あり
処方時間	最短即日	その場で処方

治療目的で保険適用の超低用量ピルを処方してもらいたい場合は産婦人科の対面診療がおすすめですが、キャンペーンや割引クーポンを適用すればオンライン診療の方が安くなることもあります。

さらにオンライン診療は、ピルの処方後も気軽に相談ができるサポート体制も充実しているので、避妊効果を求めて低用量ピルの服用をした後の副作用が心配な場合でも悩みを解消しやすいでしょう。

グレイスケア編集部が紹介しているおすすめな避妊効果に期待できる低用量ピルと避妊効果がない超低用量ピルを処方しているオンライン診療は3つです。

レバクリは初月無料+最安値プランで避妊効果が期待できる低用量ピルの処方をしてもらえる

オンライン診療	レバクリ
避妊効果がある低用量ピル
低用量ピルの値段	初月無料 2回目以降：2,600円
定期コースの解約	2ヶ月以上の受け取り
カウンセリング方法	ビデオ通話
カウンセリング時間	10:00〜22:00

レバクリは、カウンセリング診療が何回でも無料になるキャンペーンを実施しているので、避妊効果に期待ができる低用量ピルの処方・服用後の不安を解消しながら対策ができるメリットが特徴です。

さらに避妊効果に期待できる低用量ピル値段が他のオンライン診療と比較して安いので、限られた予算で処方してもらいたい人におすすめとなります。

オンラインピル安いランキング	低用量ピル
1位：レバクリ	初月無料 2回目以降： 2,600円
1位：メデリピル	初月無料 2回目以降： 2,970円
3位：マイピル・オンライン	1,480円～ ※はじめて割適用時
4位：ピルマル	1,946円〜
5位：Oops WOMB	1,961円〜
6位：スマルナ	1,963円〜
7位：エニピル	2,563円～

低用量ピルは6種類取り扱いをしているので、体調やあなたの症状に応じた処方をしてもらえるメリットがレバクリの評判ポイントになります。

解約するには2ヶ月以上の受け取りだけが条件になるので、はじめて避妊効果対策で低用量ピルの処方をしてもらう人でもおすすめなオンライン診療です。

≫レバクリとおすすめオンラインピルを比較する

スマルナはチャットだけで医師に避妊効果の期待ができる低用量ピルを処方してもらえる

オンライン診療	スマルナ
避妊効果がある低用量ピル
低用量ピルの値段	1,963円〜
定期コースの解約	次回決済日の前日までに連絡
カウンセリング方法	チャット
カウンセリング時間	24時間

スマルナは、アプリからチャットだけで避妊効果の期待ができる低用量ピルを処方してもらえるので、顔出しに抵抗がある人や外出中のスキマ時間だけで相談したい人におすすめです。

さらに24時間診療をしているのでスキマ時間に相談しやすく、医師の指名ができること・チャットで相談内容の記録を可視化できることがスマルナのポイントになります。

オンラインピル	医師の指名	カウンセリング方法
スマルナ	可能	チャット
メデリピル	不可	ビデオ通話
エニピル	不可	電話
ピルマル	不可	ビデオ通話
レバクリ	不可	ビデオ通話
Oops WOMB	不可	ビデオ通話
マイピル・オンライン	不可	ビデオ通話

3つのプランから低用量ピルの処方をしてもらえますが、12シートプラン（1年分）だと合計5,000円程度安くなるので、長期的に低用量ピルの服用を継続する場合におすすめとなります。

解約条件は次回決済の前日までに連絡だけになるので、いつまで避妊効果に期待ができる低用量ピルの服用を継続するか判断できない状況であれば、スマルナなら処方相談がしやすいでしょう。

≫スマルナとおすすめオンラインピルを比較する

エニピルは顔出しなしでも24時間診療を受けられてスキマ時間に相談できる

オンライン診療	エニピル
避妊効果がある低用量ピル
低用量ピルの値段	2,563円～
定期コースの解約	マイページから解約可
カウンセリング方法	電話
カウンセリング時間	24時間

エニピルは、24時間診療をしているオンライン診療で、避妊目的でスピード感のある低用量ピルの処方をしてもらいたい人におすすめです。

24時間診療をしているグレイスケア編集部おすすめのオンライン診療はエニピルとスマルナだけで、あなたのスケジュールに合わせた避妊効果が期待できる低用量ピルの処方相談ができるメリットが魅力になります。

オンラインピル	受付時間	診療時間
エニピル	24時間	24時間
スマルナ	24時間	24時間
メデリピル	24時間	7:00〜24:00
ピルマル	10:00〜22:00	10:00〜22:00
レバクリ	10:00〜22:00	10:00〜22:00
Oops WOMB	10:00〜22:00	10:00〜22:00
マイピル・オンライン	24時間	8:00～20:00

取り扱っている避妊効果に期待ができる低用量ピルは8種類で、電話で医師のカウンセリングを受けて無理なく服用を継続できる種類を選べます。

さらに、低用量ピルの処方後もLINEで相談ができるサポート体制が含まれているので、避妊効果に関する不安や副作用の相談がしやすいメリットがエニピルの特徴です。

≫エニピルとおすすめオンラインピルを比較する

メデリピルは初月無料で避妊効果を継続したい人におすすめ

オンライン診療	メデリピル
避妊効果がある低用量ピル
低用量ピルの値段	初月無料 2回目以降： 2,970円
定期コースの解約	3ヶ月以上の受け取り
カウンセリング方法	ビデオ通話
カウンセリング時間	7:00〜24:00

メデリピルは、避妊効果に期待ができる低用量ピルの処方が1ヶ月目無料になるキャンペーンを実施しているので、長期的な服用を考えていても予算が限られている状況におすすめです。

さらに1年間継続的にメデリピルで処方をするとプラチナ会員になるため、低用量ピルが10%OFFで避妊効果を継続したい場合はお得な低用量ピル値段で処方してもらえます。

ビデオ通話で実施される医師とのカウンセリングは15分以内に完了することが多いので、スキマ時間を有効活用して避妊効果のある低用量ピルを処方してもらいたい人はLINEのともだち登録から相談してみましょう。

≫メデリピルとおすすめオンラインピルを比較する

超低用量ピルで避妊効果がないことに関するよくある質問

超低用量ピルで避妊効果がないことに関するよくある質問を紹介します。

はじめて避妊効果目的でピルの処方相談をしてもらう場合は、疑問を解消した上で医師のカウンセリングを受けましょう。