正しく服用しないと低用量ピルは避妊効果ないですが、予期せぬ妊娠を防ぐ目的や生理周期の調整をするために、1日1錠を同じ時間帯で継続的に飲み続けることが重要です。
しかし、1回だけ低用量ピルを服用しても永続的な効果は薄く、続けて服用することで99.7%程度は避妊できるとされています。(参照:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版)
そこでグレイスケア編集部では、無理なく処方を続けるために低用量ピルの値段相場や1ヶ月の平均・安く購入する方法を詳しく調査しました!
今すぐ安く低用量ピルを購入したい人は以下のランキングをもとに、医師のカウンセリングを受けましょう!
1位:レバクリ | 初月無料 ※2回以上の受取りが条件 |
1位:メデリピル | 初月無料 ※3回以上の受取りが条件 |
---|---|
3位:マイピル・オンライン | 1,480円~ ※はじめて割適用時 |
4位:ピルマル | 1,946円〜 |
5位:Oops WOMB | 1,961円〜 |
6位:スマルナ | 1,963円〜 |
7位:エニピル | 2,563円~ |
低用量ピルの値段相場一覧を比較しよう
低用量ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)と2種類のホルモンが配合されていますが、プロゲステロンの割合で1相性と3相性に分類されています。
1相性 | プロゲステロン量が均一に配合されている |
---|---|
3相性 | プロゲステロン量が3段階で増えていく |
避妊効果や生理痛の軽減・PMS(月経前症候群)の改善は、1相性も3相性も同様の効果が期待できますが、3相性はプロゲステロンの量が3段階で増えていき、より自然に近づけることが目的で不正出血が起こりにくいとされています。
さらに低用量ピルには第一世代〜第四世代まで分かれており、開発された順番(黄体ホルモン別)で世代が分類され、それぞれの値段相場が異なるので予算調整をしたい場合は違いを理解した方が良いでしょう。
ピルの種類 | 黄体ホルモン | 値段の目安 |
---|---|---|
第一世代ピル | NET(ノルエチステロン) | 3,500〜5,000円 ※月経困難症の治療(保険適用)も含む |
第二世代ピル | LNG(レボノルゲストレル) | 2,500〜4,000円 |
第三世代ピル | DSG(デゾゲストレル) | 2,500〜4,000円 |
第四世代ピル | DRSP(ドロスピレノン) | 5,000〜15,000円 |
2024年7月時点、低用量ピルの服用は第二世代または第三世代の処方が一般的とされており、値段を比較しても負担が少ないです。
まずは、第一世代〜第四世代ピルの値段相場を比較して、無理なく処方できる方法を探してみましょう。
低用量ピルの値段相場(タップで移動)
第一世代低用量ピルの値段相場一覧
第一世代の低用量ピルは、最も早く製造承認されたピルの種類でNET(ノルエチステロン)が配合されています。
避妊効果だけでなく、月経困難症の治療にも有効とされており、保険適用で処方される場合があることが特徴です。
ピルの種類 | 値段相場 | 保険適用 | 避妊効果 |
---|---|---|---|
シンフェーズ | 4,000〜5,000円程度 | ||
ルナベル(LD/ULD) ※月経困難症の治療 | 4,000〜5,000円程度 | ||
フリウェルLD ※月経困難症の治療 | 3,500〜4,500円程度 |
避妊目的で処方されるシンフェーズの値段相場は第二世代・第三世代よりも高い傾向があるので安さ重視ではおすすめしないですが、ルナベル(LD/ULD)とフリウェルLDが治療目的で処方してもらえる特徴がポイントになります。
ルナベルはエストロゲンの配合量によってLDとULDに分類されているので、医師のカウンセリングを通して症状に合わせた処方をしてもらえます。
- LD:不正出血が気になる人向けの低用量ピル
- ULD:頭痛や嘔吐などの副作用が気になる人向けの低用量ピル
第一世代の低用量ピルはシンフェーズ以外は治療目的が多いです。値段の比較でも安いわけではないので、2024年7月時点では第二世代・第三世代の処方が主流になりますよ!
第二世代低用量ピルの値段相場一覧
第二世代の低用量ピルは、LNG(レボノルゲストレル)が配合されており、不正出血が少ないメリットが特徴です。
トリキュラーやラベルフィーユが代表的な第二世代の低用量ピルで、いずれも避妊目的の種類で保険適用外となります。
低用量ピルは1日1錠を同じ時間に飲み続けることが重要で、1シート28日周期(7日間は休薬期間)で避妊対策や生理予定日のコントロールをします。
中にはピルの飲み忘れは何時間まで大丈夫か心配になる口コミも出ていますが、12時間以内のズレであればピルの休薬期間4日目に生理がこないトラブル(生理不順)は防ぎやすいでしょう。
第三世代の低用量ピルよりは副作用が多少出る口コミもありますが、不正出血が少ない効果に期待できるので、生理痛に悩んでいる人におすすめです。
第三世代低用量ピルの値段相場一覧
第三世代の低用量ピルはDSG(デゾゲストレル)が配合されており、ニキビや肌荒れ対策効果にも期待ができる種類のピルで、副作用も少ないとされています。
服用方法は1日に1回(同じ時間帯が目安)で、マーベロンやファボワールなどが代表例ですが、いずれも保険適用外です。
男性ホルモン(アンドロゲン)の作用抑制効果に期待ができるのでニキビ対策などにつながりやすいとされており、21日型または28日型の低用量ピルが処方されます。
生理を早く来させるピル以外の方法はないため、第三世代低用量ピルを服用して生理予定日をコントロールする人も多いです。
第三世代低用量ピルの値段相場は、2,500〜4,000円程度で第二世代低用量ピルと大きな差はありませんが、不正出血やニキビ対策などを医師のカウンセリングで相談して比較すると良いでしょう。
第四世代低用量ピルの値段相場一覧
第四世代の低用量ピルはDRSP(ドロスピレノン)が配合されており、超低用量ピルが該当します。
超低用量ピルは、月経困難症の治療やPMSの改善などが目的で処方されますが、避妊目的の効果に期待ができないデメリットに注意が必要です。
第四世代の低用量ピルは治療目的であれば保険適用で処方されることはありますが、避妊効果がないことから目的を正しく理解できないとトラブルに繋がるリスクがあります。
避妊目的ではないことから他の低用量ピルと比較は難しいですが、第一世代・第二世代・第三世代よりも値段相場が高い傾向です。
まずは産婦人科で医師のカウンセリングを受けて、必要な治療内容や対策・保険適用の有無を相談した上で処方してもらいましょう。
低用量ピルの値段相場目安になりますが、第一・第二・第三世代は継続的に服用をした方が避妊効果が高まるとされています。無理なく支払いを続けられる低用量ピルを選びましょう!
低用量ピル1ヶ月平均の値段相場
低用量ピルは避妊目的であれば保険適用外の処方になるので、1ヶ月(1シート)あたりに必要な予算を決めやすいことが特徴です。
産婦人科やオンライン診療ごとに処方している値段は異なりますが、グレイスケア編集部が紹介しているオンラインピルおすすめの低用量ピルの1ヶ月あたりにおける値段相場は以下の通りになります。
オンライン診療 | 初月 | 2ヶ月目以降 |
---|---|---|
メデリピル | 無料 | 2,970円 |
レバクリ | 無料 | 2,600円 |
マイピル・オンライン | 1,480円~ ※はじめて割適用時 | 4,438円 ※はじめて割適用時 |
ピルマル | 1,946円〜 | 1,946円〜 |
Oops WOMB | 1,961円〜 | 1,961円〜 |
スマルナ | 1,963円〜 | 1,963円〜 |
エニピル | 2,563円~ | 2,563円~ |
1ヶ月の値段相場平均 | 1,285円 | 2,461円 |
低用量ピルは産婦人科またはオンライン診療で処方してもらうことが一般的で、1ヶ月の値段相場平均で比較するとオンライン診療の方が安くなることが多いです。
一方で、定期コースであれば解約条件のあるオンライン診療があるため、服用する時期やスケジュール全体で支払う予算を決めてから相談した方がギャップを防止できるでしょう。
メデリピルははじめて低用量ピルの服用をする人でも処方しやすくするために初月無料キャンペーンを実施しており、処方ハードルが低いメリットが特徴です。
継続的に安い値段を希望する場合はレバクリがおすすめで、値段相場に合わせて無理なく処方してもらえるオンライン診療を比較することが重要になります。
低用量ピルを保険適用で処方してもらう方法【2024年7月時点】
2024年7月時点、避妊目的の低用量ピルを保険適用で処方してもらう方法はなく、産婦人科またはオンライン診療のどちらも保険適用外になるので注意が必要です。
保険適用になれば3割負担になるので支払う値段が安いこともありますが、保険適用外である低用量ピルはキャンペーンや割引クーポンで安く処方してもらうことができます。
保険適用 | 保険適用外 | |
---|---|---|
低用量ピル | ||
3割負担 | ||
キャンペーン・割引クーポン |
産婦人科の場合は医師と直接会って低用量ピルの処方相談ができるメリットはありますが、オンライン診療だと定期コースで通常よりも安い値段で処方してもらえる可能性があります。
1日1錠の低用量ピルを継続的に服用する必要があるため、長期的に支払いをする値段で比較して、予算調整した方がストレスなく処方してもらえるでしょう。
低用量ピルを安く購入する方法
低用量ピルは保険適用外になるので、処方してもらう前に予算を決めないと余計なストレスを抱える可能性があります。
無理なく低用量ピルを処方してもらうために、安く購入する方法やグレイスケア編集部おすすめな方法を紹介します。
低用量ピルの値段は長期的な支払いを考慮した方が良い
性交後72時間以内に服用するアフターピルや生理をずらしたい日の前に服用をする中用量ピルとは異なり、低用量ピルは1日1錠の服用を1ヶ月以上継続する必要があります。
したがって、1ヶ月だけの値段だけでなく、長期的に無理なく支払いができる値段で比較しないと予算オーバーになるリスクがあることに注意しなくてはなりません。
ピルの種類 | 服用ポイント |
---|---|
低用量ピル | 基本は避妊目的で1日1錠の服用を継続させて1ヶ月以上の服用が推奨 |
超低用量ピル | 治療目的で医師の判断で処方 |
中用量ピル | 生理をずらす目的で生理予定日の5〜7日前から服用 |
アフターピル | 性交後72時間以内に1錠の服用 |
1回の支払いだけで低用量ピルの値段を比較すると想定以上の支払いになる可能性があるので、1ヶ月以上(1シート以上)の値段で比較することが重要です。
産婦人科での処方は1ヶ月または3ヶ月などの処方をしてもらえることもありますが、6ヶ月・12ヶ月までは対応していないケースが大半になります。
仕事などの関係で外出する時間がない場合は、オンライン診療の定期コースで低用量ピルを処方してもらう流れの方が効率が良くなる可能性があると覚えておきましょう。
安い値段ならオンライン診療がおすすめ
定期コースを選べば外出することなく低用量ピルが手元へ届くオンライン診療ですが、キャンペーンや割引クーポンで安くなるサービスもあります。
オンライン診療 | 初月 | 2ヶ月目以降 |
---|---|---|
メデリピル | 無料 | 2,970円 |
レバクリ | 無料 | 2,600円 |
マイピル・オンライン | 1,480円~ ※はじめて割適用時 | 4,438円 ※はじめて割適用時 |
ピルマル | 1,946円〜 | 1,946円〜 |
Oops WOMB | 1,961円〜 | 1,961円〜 |
スマルナ | 1,963円〜 | 1,963円〜 |
エニピル | 2,563円~ | 2,563円~ |
例えば、メデリピルなら低用量ピルの定期コースだと初月無料になるキャンペーン(3ヶ月以上の受け取りが条件)を実施しているので、長期的な服用を考えている人におすすめなオンライン診療です。
1ヶ月のみの服用であれば産婦人科の方が安くなる可能性はありますが、継続的な避妊対策や生理予定日のコントロールをしたい場合はオンライン診療の相談を検討してみましょう。
- 自宅にいても低用量ピルの服用をしてもらえる
- 保険適用外の低用量ピルが安く処方してもらえる
- 1ヶ月以上の服用を考えていればお得になる可能性
- 決まった低用量ピルを継続的に服用してもらえる
- 産婦人科よりもスピード感のある処方ができる
低用量ピルの値段が安いおすすめオンライン診療ランキング
2024年7月時点、グレイスケア編集部がおすすめしている低用量ピルの値段が安いおすすめオンライン診療ランキングを紹介します。
低用量ピルは保険適用外になるので、オンライン診療ごとのキャンペーンや割引クーポン・定期コースの特典で安く処方してもらえるため、安く処方してもらえるプランを比較しましょう。
保険適用外の低用量ピルですが、キャンペーンや割引クーポンを有効活用すれば予算内で調整しやすいメリットがオンライン診療の特徴です。
はじめて低用量ピルをオンライン診療で処方してもらうなら、メデリピルなら初月無料になるので、無理なくはじめられるキャンペーンが魅力になります。
安さだけで比較はおすすめしないですが、値段が気になる場合は安いオンライン診療ではじめた方が余計な心配を減らした服用ができるでしょう。
低用量ピルの値段相場に関するよくある質問
低用量ピルの値段相場に関するよくある質問を紹介します。
値段が安い低用量ピルを比較している場合や疑問を解消してから処方してもらいたい場合は参考にしてください。