安心・安全の理由
初めて妊娠・出産される方も安心して妊娠生活を送れるよう各部門のプロフェッショナルが連携を取り、サポートしています。妊娠・出産に限らず、婦人科がん検診や各種予防接種、産後や婦人科まで幅広く対応ができるよう各スタッフが研鑽を続けています。
産婦人科グループ「ベルネット」による連携体制
ベルネットは愛知県・岐阜県・静岡県・大阪府・千葉県・神奈川県に展開する産婦人科グループです。グループ全体で累計11万件以上(※)のお産を取り扱い、産婦人科医・小児科医・麻酔科医の医師、助産師・看護師が連携を図り妊婦さんとそのご家族をサポートいたします。
※2006年8月~2024年7月までの分娩実績。
グレイスベルクリニックでは「ベルネット」のとして高品質な医療を提供するとともに地域の皆さまが通いやすく安心してご出産できる環境を整えています。
- データで見るベルネット
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総分娩件数
件医師数
名無痛分娩
4人に1人
スタッフ一人ひとりが寄り添う医療を目指して
産婦人科医一人ひとりが妊娠の経過や母子の健康状態を丁寧に診察し、赤ちゃんが無事誕生する瞬間まで安全な医療をご提供できるよう努めています。
出生後の赤ちゃんの健康状態を診察する新生児回診、退院後の1か月健診は小児科医が行います。日本専門医機構認定小児科専門医が複数在籍し、各種専門外来にも対応しています。産後もお子様のことで気になっていることなどお気軽にご相談ください。
無痛分娩時の硬膜外麻酔、帝王切開時など手術時の麻酔の管理を担当しています。緊急時の対応にも万全の管理体制を整えており、危機対応シミュレーションも実施しております。
妊婦健診から分娩、産後のフォローアップまで行います。助産師の能力が一定水準に達していると認められている「アドバンス助産師」が在籍しております。ご不安なことがあればいつでもご相談ください。
快適な通院・入院生活となりますよう医師や看護スタッフ以外にも、器具の補充や清掃を行う看護助手、配膳スタッフなどが在籍しています。その他にも薬剤師や放射線技師、臨床工学技士、言語聴覚士といった様々な分野に特化した専門スタッフが在籍しています。
医療技術や知識をより高めるための研修・勉強会の実施
日々情報がアップデートされていく医療に対し、当院では患者さんに最善の医療を提供すべく研鑽と努力を続けています。患者さんに接するすべてのスタッフの医療技術や知識を高めるため、定期的に院内研修の実施や勉強会への参加などを行っています。
NCPR
(新生児蘇生法)
新生児に対する心肺蘇生法である新生児蘇生法(NCPR)を多くのスタッフが受講し修了認定を受けております。
BLS
(一次救命処置研修)
心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置(BLS:Basic Life Support)をクリニックで働くスタッフ全員の習得を進めています。有事の際に誰でも対応できる体制を目指しております。
J-MELS
(母体救命コース)
妊産婦死亡の減少を目指し、産科医療に関する医療従事者に救命措置などを普及するために設立されました。J-MELSを受講、修了した医師、助産師・看護師が在籍しています。
ALSO
(周産期救急のための教育)
医師やその他の医療プロバイダーが周産期救急に対処できる知識や能力を発展・維持するための教育プログラムです。
地域に根差した周産期医療として
01
出産・緊急時は365日24時間対応
どんな時も頼れるクリニックとして「365日24時間」対応しています。診療時間外にも必ず産婦人科医が院内に常駐しております。分娩はもちろん、出血や痛みがあるなど急に具合が悪くなった場合には、いつでもご連絡ください。
02
高次医療機関との病診連携
周辺の高次医療機関と連携しており、緊急時に対応できる体制を整えています。
03
出産後の回復が早い無痛分娩
陣痛時の痛みを和らげて出産する「無痛分娩」に対応しています。ベルネット全体で4人に1人の方が無痛分娩で出産しており、その数は年々増えてきます。
※2023年度ベルネット全体の出生数より算出
04
帝王切開も当院にて対応
逆子など胎位に異常がある場合や過去に帝王切開で出産している方などは帝王切開にて出産していただきます。また、経腟分娩であっても分娩進行中に経腟分娩が困難だと医師が判断した場合には緊急産帝王切開に切り替えてお母さんと赤ちゃんの安全を第一に対応しております。
05
クリニックで検査できる検査機器を導入
血液検査や血糖・尿の検査などの検査は院内にて実施しています。これにより、患者さんが不安に感じる時間を短くしたり、結果によっては必要な治療を早く開始できるようになります。
※クリニックにより対応する検査は異なります。
末梢血液一般検査(血算)
血液のなかにある白血球、赤血球、血小板の数や形、働きを調べ、感染症や貧血の有無についてがわかります。
生化学的検査
身体の栄養状態や臓器(肝機能や腎機能)の健康状態などを推測する検査になります。
免疫学的検査
血液の中にある抗体の有無や量により、免疫に関係する病気を診断します。関節リウマチなどを診断するためには必要な検査となります。がんの有無や再発、転移状況、治療効果を調べる腫瘍マーカー検査も免疫学的検査に含まれます。
感染症検査
赤ちゃんに感染をする可能性がある肝炎ウイルス、梅毒などを調べます。赤ちゃんの尿を用いて赤ちゃんが先天性サイトメガロウイルス感染症にかかっていないかどうかについてしらべることができます(自費)。
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症については迅速抗原検出検査を行うことができます。
その他の検査
・尿の検査・・・腎臓や泌尿器系の状態や、膀胱や尿道にできた腫瘍などをしらべます。
・便の検査・・・便中の血液を調べる「便潜血検査」と寄生虫の有無を調べる「寄生虫検査」があります。
・体腔液の検査・・・感染症や腫瘍の診断に必要な検査を行います。
06
医療機器を配置
妊娠中の赤ちゃんの様子を立体的に確認できる4Dエコーをはじめ、お母さんと赤ちゃんを守るための医療機器を配置しています。産科のみならず婦人科検診用の機器など幅広く取り扱いがあり、ご来院いただく皆様の診療を支えています。
4Dエコー
お腹の赤ちゃんの様子を立体的にリアルタイムで見ることができます。タイミングが良ければあくびや手足を動かす姿を見ることができます。
分娩監視装置モニター
赤ちゃんの状態が正常であることを確認する分娩監視装置モニターは、医師がどこにいても確認できるように院内に複数台設置しています。
マンモグラフィ検査
早期がんのサインである石灰化の描出に優れており、早期の乳がんの発見に対する有用性が認められています。
※一部施設のみに設置。当院では対応していません。